確定拠出年金をアクティブ投資してみる?

確定拠出年金をアクティブ投資してみる?

こんちわっす!

確定拠出年金は時々チェックしているここあです。

以前、確定拠出年金についての記事を書きました。

節税&投資で老後に備える確定拠出年金

基本的に確定拠出年金は一度設定した後、ある程度放置でもいいと思っています。

半年や一年に一回、価格変動で資産のバランスが崩れていたら
リバランスをする必要はありますが、それ以外は特に何もしなくてもいいです。

ただ、できればお金は増やしていきたいというのが本音。

確定拠出年金ではアクティブな投資もやろうと思えばできます。

今回はそんな方法について考えてみたいと思います。

確定拠出年金内であれば預け替えが無料

確定拠出年金内であれば商品の預け替えが手数料無料で行えます。

例えば、定期預金商品の資産を投資信託商品に変えるとかそんな感じですね。

当然、逆に投資信託商品を定期預金商品に変えることも預け替えです。

これらが無料で行えるというわけです。

では、預け替えが無料でできれば何が嬉しいのか。

何度でも投資信託の売り買いをしても手数料で損することがないのです。

なにを当たり前なことをと思われるかもしれませんが、
投資信託によっては購入時や売却時に手数料を取られることがあるのです。

それらを何度も売り買いしているといずれ手数料で損してしまいます。

そのようなことがないわけです。

利益を出す基本は安く買って高く売る

何度でも投資信託を売り買い出来ることはお分かりいただけたかと思います。

それでは投資信託を売り買いしてどうするのかというと、
売買時の価格差で利益を出すためです。

利益を出す基本は安く買って高く売ることです。

どんな商売でも基本的にはこれで利益を出します。

これを確定拠出年金内の投資信託の預け替えでやってしまうわけですね。

例えば100口500円で買った投資信託が600円,400円,500円と値動きしたとしましょう。

ずっと持ち続けていると100口のままなので500円ですが、
600円の時に売って400円の時に買い直したとすると、
600円で100口400円の投資信託を買うわけですから、150口買えます。

最終的に100口が500円なので150口750円になるわけです。

これと同じようなことを確定拠出年金内の預け替えでやるわけですね。

確定拠出年金でのアクティブ投資の注意点

うまくいけば、普通に確定拠出年金内で大きく利益を出せますが、注意点があります。

未来の価格は誰にもわからない

いつが安い価格なのか、いつ高くなるのか、それは誰にもわかりません。

そもそも未来の価格がわからないから、
積立投資のドルコスト平均法で確定拠出年金を運用しているわけです。

それを拒否してアクティブ投資をするので、必然的にハイリスクハイリターンになります。

商品預け替えに時間がかかる

投資信託の売買には時間がかかります。

通常数営業日かかってしまうので、預け替えをしても、
狙った価格で購入・売却が出来なかったということも考えられます。

価格の底や天井を狙うのが難しいので、数日に分けて購入や売却をするのも手です。

まとめ

今回は確定拠出年金のアクティブ投資という、
あまり考えられない手法について考えてみました。

実際、確定拠出年金内の資産全てで
アクティブ投資をメインにするのはあまりオススメはしません。

あくまで、確定拠出年金内でのアクティブ投資は
サブ的な立ち位置でやるのがいいかと思います。

例えば、毎月の掛け金の2割は定期預金商品にして積み立てていき、
株価の暴落が起こったら定期預金商品を投資信託商品に預け替えるといったように
サブ的な運用の仕方をオススメします。

ではまた!