じぶんの積立で生命保険料控除を使い切ろう!

じぶんの積立で生命保険料控除を使い切ろう!

こんちわっす!

独身の間は生命保険とかいらないやろwと考えているここあです。

 

みなさんは生命保険に入っていますか?

結婚している方や特に絶賛子育て中の方は生命保険に入っている方は
多いと思います。

というか、十分な貯蓄がないなら入っておいたほうがいいかもしれません。

養育費はドチャクソ高いと聞きますし。

逆に独身で養っている人がいないなら生命保険はいらないと思っています。

自分もそんな独身寂しい一人ですが、とある生命保険に入っています。

それが明治安田生命の”じぶんの積立”という保険商品です。

生命保険はいらないと考えながら、なぜこの保険に入っているのか。

それはもちろん節約になるからです。

今回はじぶんの積立がどんな商品なのか、紹介しようと思います。

基本情報

じぶんの積立は明治安田生命が販売している商品で、
1口5,000円で最大4口まで毎月掛金にすることができます。

つまり、年間60,000円から240,000円まで掛金になるわけですね。

掛金は5年間支払い、満期は10年になっています。

そして、自分が死んだときに掛けた金額が1割増しになって
保険金として支払われます。

毎月1口5,000円を5年間支払った後、事故等で亡くなった場合、
受取人に300,000円の1割増しの330,000円が支払われます。

これは、毎月の掛金を増やしても変わらず1割増しです。

生命保険の商品としては正直微妙ですが、実は大きなメリットがあります。

じぶんの積立のメリット

ここから、じぶんの積立のメリットを見ていきましょう。

いつ解約しても元本割れしない

生命保険は途中解約だと元本割れをすることが多いですが、
この商品はいつ解約しても払い込んだ金額以下に元本割れしません。

いつ解約しても元本割れはしないので、貯蓄目的での利用がしやすいです。

生命保険料控除が利用可能

じぶんの積立は、途中解約しても元本割れしないという貯蓄性の高い商品ですが、
生命保険料での控除を受けられます。

生命保険料の控除は住民税と所得税に分かれ、以下のように控除されます

年間支払保険料

所得税の控除額

20,000円以下 全額
20,001円以上40,000円以下 支払保険料の50%+10,000円
40,001円以上80,000円以下 支払保険料の25%+20,000円
80,001円以上 40,000円
年間支払保険料 住民税の控除額
12,000円以下 全額
12,001円以上32,000円以下 支払保険料の50%+6,000円
32,001円以上56,000円以下 支払保険料の25%+14,000円
56,001円以上 28,000円

注意していただきたいのは、控除額=節税額ではないということです。

あくまで控除額に対して税金がかからなくなるというだけです。

例えば、年間支払保険料が80,000円であった場合、控除額の40,000円に対して
所得税がかからなくなるのです。

所得税が20%であれば40,000円の20%である8,000円が所得税の節税額になるのです。

会社員で所得税、住民税を払っているなら、
基本的に得をします。

節税額は支払わなくてもいいのである意味金利と見ることもできます。

節税額を金利に見立てると素晴らしい年利が実現できます。

じぶんの積立のデメリット

ここからはじぶんの積立に関するデメリットを見ていきましょう。

本当の元本保証ではない

銀行の定期預金や普通預金は元本保証で、仮に銀行が破綻しても、
ペイオフ制度で1000万円までは保証されます。

ですが、この商品は元本保証を行うという契約はありません。

仮に明治安田生命が破綻した場合、保険商品が全額戻ってくる保証はありません。

解約後すぐに再契約はできない

途中解約してしまうと、それまでの掛け金はそのまま帰ってきますが、
すぐに再契約をすることはできませんので数年待ちましょう。

ただし、5年間の払込期間が終わったら、追加で新たなじぶんの積立を契約することは可能という
話もあります。

じぶんの積立はドアノック商品?

このじぶんの積立という商品は明治安田生命への利益はほとんどありません。

むしろ、確実に掛け金以上の保険料や解約金を支払うことになるので、
赤字になってしまいます。

なぜ明治安田生命が自社の利益にならないこんな商品を販売しているのかというと、
明治安田生命のお客になってもらい、これ以外の保険商品を買ってもらいたいためです。

事実、このじぶんの積立は保険のセールス担当と対面で契約しなければなりません。

ネットの手続きだけで完結ということはできません。

セールスからの押しに弱い人はこの商品と一緒に他のいらない保険商品まで
契約させられる可能性もあるので注意してください。

自分は担当者にキッパリと

「生命保険料の控除枠を使いたいためにこの商品を買った。他の保険商品はいらない。」

と言いました。

まとめ

明治安田生命が赤字になるにも関わらず販売しているじぶんの積立。

他に生命保険に入っておらず、生命保険料控除の枠が余っているなら、
非常に有効活用ができる商品になっています。

貯金をしながら節税もできるので、是非とも活用してください。

ただし、契約するときにセールスからの他の商品を勧められても
キッパリとNOと言える日本人でいましょう。

ではまた!