世界中への分散投資!楽天・全世界株式インデックスファンド
こんちわっす!
毎日自分なりの投資手法を考えているここあです。
投資の基本の1つに分散投資というものがあります。
分散投資したおけば、どこかが失敗しても被害を減らすことができます。
いわゆる、卵を1つのカゴに盛るなというやつですね。
株式投資で分散投資するとなると、
株式を購入するタイミングを分散するか、国を分散することになります。
購入するタイミングはどうとでもなりますが、
いろんな国の株式を購入するのは大変ですし、膨大なお金がかかります。
そんな問題を解決してくれるのが、
今回紹介する楽天・全世界株式インデックスファンド(以下楽天VT)です!
基本情報
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
信託報酬:年0.2396%程度(税込)
運用会社:楽天投信投資顧問
インデックス:FTSE Global all cap index
信託報酬は低いですね。
この信託報酬で全世界に分散投資できるのはありがたいです。
名前に楽天とはいっているように、楽天の投資顧問会社が運用しています。
中身は非常にシンプル
どうやってこの商品が全世界への分散投資を実現しているのかというと、
VTというETFを買い付けることで実現しています。
VTはバンガード・トータル・ワールド・ストックETFのことで、
世界中の株式に投資するETFです。
これ以上ないほどの分散
ベンチマークはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスで、
先進国、新興国の47ヶ国約8000銘柄の大型中型小型の株式で構成され、
全世界の投資可能な株式の98%以上を網羅しています。
つまり、VTに投資すればほぼ全世界の株式に投資できるわけですね。
本家VTより買いやすい
本家VTはアメリカのバンガード社のETFです。
そのため、VTを購入する場合米国株式と同じように購入することになるため、
手数料が発生する上、ドル決済となります。
売買時に手数料がかかるため、毎日こまめに買ったりするのには向いていませんし、
ドル決済のため為替手数料もかかります。
しかし、楽天VTであれば通常の投資信託なので毎日100円ずつ買ったりできますし、
手数料無料で購入することができます。
いわゆるドルコスト平均法が使えますね。
配当金が出ない
本家VTでは配当金が発生しますが、
この楽天VTでは配当金は出さずに再投資を行なっています。
人によっては配当金が欲しいという人もいるかもしれませんが、
配当金を出さないことで課税されずに複利の効果を得ることができます。
基本的に配当金を出していない投資信託の方が資産形成の効率は良いです。
本家VTより手数料が高い
本家のVTの信託報酬は0.11%ですが、
楽天側の手数料が年間約0.13%発生するため手数料が本家より高くなっています。
とはいえ、信託報酬は合計約0.24%なので十分安いと言えます。
二重課税になってしまう
本家VTはアメリカのバンガード社のETFです。
そのため、本家VTの配当金はアメリカで課税されています。
課税された配当金を日本で受け取り、その配当金は自動的に再投資されますが、
楽天VTを売却するときにさらに日本で課税されてしまいます。
アメリカと日本で二重に課税されていますね…。
本家VTを日本で買い付けている場合は、
アメリカで課税された金額については手続きをすることである程度還付を受けることができます
(全額ではない)。
しかし、楽天VTの場合はこの還付を受けることはできません。
二重課税を回避するには本家VTを買い付けて還付を受けるか、
NISA枠で購入し日本での課税を逃れるしかありません。
まとめ
今回は一本で全世界に投資できる、
楽天・全世界株式インデックスファンドについて確認してみました。
二重課税になってしまったり、手数料が本家より若干高いというデメリットもありますが、
本家と比較すると積立ができたり100円から買えたりと利便性は非常に高くなっています。
世界中の経済成長を取り込みつつ、
毎月コツコツ積み立てていく投資にはもってこいの商品だと思います。
我々時間がない庶民の資産形成に合っていると思いますよ。
ではまた!
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